FC2ブログ

Entries

姦計1

――とある王国、謁見の間にて――

67.jpg

ラインバッハ3世
「うむ、ではそのようにしてくれ。
以後この件についてはお前に一任する、頼んだぞ、セイバー。」

玉座にはおよそ『王』とは似つかわしくない小柄の少年が座っていた。
歳はまだ12歳程度、立派な王冠もサイズがあわず、ずり落ちそうである。

そして脇には茶色のローブを纏った不気味な老人が佇み、
正面にはブロンドの女騎士、セイバーが立っている。

セイバー
「はっ、畏まりました閣下」

セイバーと呼ばれた女騎士は静かに礼を返し、受け応える。

宰相
「か、閣下!畏れながら申し上げます!
その案では我が軍に廻せる資金が激減してしまいます!
いくら民の為とはいえ、税率を5割5部も下げるのは如何なものかと・・・」

横に控えていた老人が焦燥気味に王に問いかける。

ラインバッハ3世
「だ、だけど・・・・セイバーが・・・・」

宰相
「そもそも、聖騎士風情が内政に干渉してくる事自体がおかしいのです。
騎士は大人しく戦いに備えて修練していればいいんだ・・・・ブツブツ」

セイバー
「お言葉を返すようですが」

凛とした声が響き渉る。

宰相
「なっ、なんだ・・・」

セイバー
「民あってこその国でございます。民なくして国はありえません。
交易や農業によって国土を豊かにし、然る後、軍事に力を注ぎ列強国に対抗していく。
先に税ばかりを上げては民が痛み、国は減退していく一方です。」

宰相
「し、しかし・・・」

セイバー
「オホン!・・・これは噂なのですが・・・・
軍の予算を横領して私利私欲を肥やしている不届きな輩が居るそうなのです。」

宰相
「な、なんだいきなり・・・・
で、では、早く見つけ出したまえ!それも貴様の仕事だろう!!」

セイバー
「はい、実はもう既に大方の目星は付いております、近いうちに解決できるかと。
国を豊かにしなければいけない時にこんな事件はあってはなりません。
全力を以て取り掛かる所存です、宰相殿。」

研ぎ澄まされた剣のような鋭い視線と重圧が宰相に向けられる。
そして『フッ』っと一瞬にその重圧を消すと、軽く微笑を浮かばせて王へ視線を戻す。

セイバー
「では閣下、私はこれで失礼致します」

そういうと一礼をし、静かに謁見の間から乾いた足音を立てて去って行った。





宰相
「~~~っ!!!」

ラインバッハ3世
「どうした、宰相?」

宰相
「い、いえ何でもありませぬ・・・」
(お・の・れ!あの忌々しい聖騎士めが!!新参者の分際で調子に乗りおって!
これでは私の築いた界隈政権に亀裂が入ってしまうではないか!!
面倒くさい事にガキ(閣下)はあの聖騎士を信頼しきっているし・・・目障りだな・・・!!)
スポンサーサイト
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!

Appendix

プロフィール

k

Author:k
kです。憑依好きです。
コメは掲示板にてお願い致します。
無断複製転載は禁止です。

ツイッター

検索フォーム

カウンター