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快楽の書2

雪菜
「あれ?お兄ちゃんこんな時間にまたお風呂?」

一階に降りてきて風呂場へ向かう途中、リビングから雪菜に話し掛けられる。
TVでもみているのだろう。


「あぁ、ちょっと寒くてな、暖まってから寝るよ」

雪菜
「ふ~ん、私はもうちょっとで寝るけど、
ちゃんと電気とか換気扇とかつけっぱにしないようにね!
昨日つけっぱだったんでお母さん怒ってたよ!」


「へいへい気をつけるよ」

雪菜
「あ~で、どうだったの?あの本。何か書いてあった?」

俺は一瞬ギクリ、としたが平静を装って答える


「何も書いてなかったよ、お宝だと思ったのになぁ」

と残念そうに呟いてみる。
すると雪菜は嬉しそうにケラケラと無邪気に笑う。

雪菜
「なっ~んだ♪残念~♪
きっとお兄ちゃんだけ得しようと思ってた罰だね~♪」


「左様でございますね~」

俺は適当に受け流すと風呂場へ行き、脱衣所で脱ぎ始める。
ちょっとヌルくなってるかな・・・・まぁ目的は暖まることじゃないから別にいいんだが。

風呂場へと入り、鍵をしめてシャワーを取り敢えず浴びる。
ある程度浴びたらやっぱりヌルくなっている湯船へと足から入っていく。


(・・・・・・・さっきは服が邪魔でよく状況判断できなかったからな
ここでなら大きな鏡もあるし、ゆっくりと能力を確認できそうだ。)

湯船からでると入り口とは反対方向についている鏡へと向かい、
イスに座り込んだ。これなら万が一入ってきても誤魔化せるハズ・・・
ま、鍵をかけているから大丈夫だけど・・・・一応。


「よし・・・じゃあさっそk」
雪菜
「お兄ちゃーん!ヌルくなーい?こっちで沸かそうかー?」

俺は口から心臓が飛び出しそうな勢いでビクッ!とカラダを震わせた。
まったく気が利くんだが利かないんだか・・・・!!


「いきなり大声でドア越しに喋るな!
ビックリするわ!ヌルくないからだいじょーぶだ!」

雪菜
「へへ~ゴメンゴメン、じゃあごゆっくり~&おやすみ~♪」

声がドア越しに小さくなりながら消えてゆく。
階段の音が聞こえて・・・ドアの開閉音がした・・・から間違いなく部屋に戻ったな。
父さんと母さん婆ちゃんはもうこの時間なら寝てるし、今度こそ大丈夫だな。


「ふーーーーーーーーっ・・・・」

鏡の前で深呼吸して目の前の自分を見る。
そして例の呪文を唱えはじめる。風呂場なので微かに呪文が反響する。


「v94exeb4v94exeb4v94exeb4v94exeb4v94exeb4v94exeb4・・・」

言い終わった瞬間、落下するような感覚がしたと同時に、カラダを衝撃が襲った。
地面には下に敷かれたバスマットと少量のお湯が散乱している。
見上げるとやはり俺がうなだれたようにピクリとも動かないで硬直していた。
股間をみるとやはりアレが無い、竿だけが綺麗に何も無かった。
俺はグロテスクなものを想像していたのだが、
先ほど着脱した時にそういう事はなかったので有る程度安心はしていた。

手足は無いものの、持ち前の弾力(?)で軽いジャンプはできるようだ。
頑張って鏡の前の台にジャンプし、自らのカラダを見てみる。


「うっわぁ・・・・思いっきりマーラ様じゃないスか・・・・w」

自分のモノをここまで間近にみるのは初めてだが、
・・・やっぱイイモノもってるよな俺ww

なんて冗談はさておき、こうやって意識をムスコに移して行動できるのはワカった。
多少の運動能力があって、家の中でなら階段くらいは上れそうだ。

後は・・・・②をどうやって実行するかだが・・・
風俗へ行って適当な女で試すのもいが、色々と不都合な点が多いんだよなぁ・・
やはり自分の好き勝手できるエリア内のほうがフォローが利く・・。

となると・・・・やっぱり身内に限られてきて、母さんか雪菜になるんだが、
母さんは父さんと一緒の寝室だし、やりずらい。
その面、雪菜は個室だし、アイツは一旦寝ると眠り超深い。
寝始めると朝まで起きないのは家族全員が知っている。
婆ちゃんは論外www

鏡の前でムスコがうんうん唸っている。
ギャグみたいな絵だが、ある意味ホラーだ。

そういえば本体は大丈夫なのだろうか?
俺の意識がこっちにあるのだから何か弊害が起きてないだろうか?

俺は鏡の台からピョンと身を降ろし、股間近くに移動し、太もも近くに耳(?)を当ててみる。
確かここら辺に大きな血管があると聞いた事がある。

するとドクンドクンとか確かな血の流れと振動を感じることができた。
良かった、取り敢えず生命活動には異常はないみたいだな。
――という事は②の状態になったら自分本体の事は気にしなくてもいいという事になる。


「よし・・・・

v94exeb4v94exeb4v94exeb4v94exeb4v94exeb4v94exeb4・・・」

股間の根元にくっついて呪文を唱えた俺は意識を瞬時に脳に戻し、
再びヌルい湯船に浸かりながら思案する、これからの事を。


「俺が・・・雪菜に・・・・憑依・・・?」

言葉にすると笑えるほどありえない事なのに、非現実的な事なのに、
今はそれができるという予感が、確信がある。
人のカラダを奪う事に対しての罪など思いつくはずもない。
それを覆い尽くすほどの欲望を持ってしまった、今の自分には――
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